人のいるすぐ近くに隠れてわざとお漏らしするのが癖になってきた妖夢だったが、性癖がどんどんエスカレートしてきて、人がたくさん通り過ぎる公衆の面前で隠れずに、他人の視界に入ったまま、しかしギリギリ気付かれないようにお漏らししてみたくなって、とうとう実行してしまった。
天気は雨、側溝の上、帰路につく生徒が多数校庭を通り過ぎるすぐ横でしゃがみこみ、誰かに見られながら、しかし目立たず誰にも気付かれないよう、おしっこを漏らす。
これから自分がこんなたくさんの人の前でお漏らしをしてしまうのだと思うと、背筋が冷たくなる。
漏らしてる最中もスカートで隠せるし、音も誤魔化せる。・・・・・・はず。はずだ。だけど、確証なんてない。
うまくいかないかもしれない、バレたらどうしよう、万が一の恐怖と、背徳感がよぎる。
しかし同時にゾクゾクと快感が体の芯を駆け、顔は紅潮し、吐息は荒く、甘くなる。
・・・もう我慢できない。できないように溜め込んだ。トイレに行かず、我慢して、我慢して、午後の授業は結構危なくて、漏らしてしまいそうな瞬間もいっぱいあって、必死に耐えて、それも気持ちよかったが、今こそ限界だった。断念して立ち上がれば今度こそトイレまで行けずに漏らしてしまうだろう。もう逃げ場はない。ここで漏らすしかない。
顔を伏せるな、何気ない顔をして、誰かを待ってるようなフリをして、自然に、目立たずに・・・・・・漏らす。漏れる、もう出る、でるっ・・・
その瞬間、誰かが近づいてくる足音が・・・
その他差分なんかはpixivに置いてます。
——
女の子ってスカートと側溝があれば結構人前でお漏らしできるんじゃないの? とかいう頭おかしい発想が浮かんで離れず、どうしても描いてみたくなった次第で。実際のとこどうなんでしょうかね。
道端でひとりしゃがんでるとおかしいように見えるかもしれないけど、二人並んで喋ってたら、他人からは案外自然に見える可能性が? いやしかしその場合ふたりの間では承知の上になるわけで・・・。むしろそれもいいか。
あるいは片方が本当に限界で公衆の面前でおもらししそうなところ、隠すためにもう片方が付き合ってしゃがんでくれるパターンもいいね。