例大祭新刊表紙。
うむ、自分で見ても配色のセンスが悪い。
発行までに余裕があればもうちょっと色変えるかも。
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本文原稿も最終仕上げ中。
この調子なら〆切には間に合いそうですが、
時間を気にして作業をしているとクオリティが落ちるので、
もっと余裕を持って作業できるようにならないといけないなぁ。
——
で、そんなこと言いつつも、ノートPCは弄る。
そこそこ大容量SSD実装レビュー。
このSSDはSATAタイプなので、ロング基板でありながらCドライブ扱いとなります。
換装も楽ですし、OSの再インストールなどもそのまま入れればこちらに入るので、
ショート基板の4GBドライブは自動的にDドライブ扱いとなってくれる簡単さ。
ただし事前にBIOSのアップデートが必要になるので、それだけはしておきましょう。
公式から最新版をゲットして、901.ROMにリネームし、USBフラッシュメモリに入れて
Alt+F2を押しながらPC起動するだけ。後は放置していれば勝手に更新されます。
っで、換装前は、これ入れたらショートは外してしまおうと思っていたんですが、
外したらBIOSでエラーが出るようになったため、それは諦めました。
実用には問題ないんですが、毎回「IDEドライブがないよ!」って言われるのが面倒なので。
そしてさっそくOSを再インストール。
例によってnLiteで削ったXPを入れます。
容量に余裕があるので削る必要もないんですが、まあ好みで。
その後リカバリディスクからドライバ・ユーティリティ類を一発ポンで入れる。
なんか削りすぎたのか、足りないってエラーが出たけどググって軽く解決。
ネットワーク設定を済ませWindowsアップデートもかけて、
ウィルス対策には、メインマシンでも使っているESETを導入。
これでとりあえず最低基本の下準備は終わり。
さて、大容量になったとはいえ本機がEeePCでありSSDである事に変わりはないわけで、
お世話になるのはやっぱり虎の巻。
これに従って各種設定を行います。
ERAMも512MB割り振って導入。あとEeePC900用のタッチパッドドライバも入れる。
IME等も好みの設定をして、OfficeソフトにはOpenOfficeを。
ブラウザにFireFox、メッセも導入、メディアプレイヤーも使い慣れたものを入れます。
その他入れたソフトは
Windowsの各種設定に窓の手、tuneapp
解凍・圧縮にLhaca、WinRAR
温度や電力データ表示にMobmeter
不要データ処理やレジストリ整頓にCCleaner、NT Registry Optimazer
ランチャーにSK Launch
ゲームに東方シリーズと、エロゲ数本
動画用のコーデックなど。
これで完成です。
SSDの電圧不足の問題が気になっていたのですが、
省エネ機能であるSuper Hybrid EngineをPower Saving Modeにしても
非常に安定しています。全く問題ありません。
SATAタイプになったおかげで、この問題は解消したようです。
消費電力やバッテリー駆動時間にもさほど変化は見られません。
最小限に節電した状態での表記が8時間ちょいから、7.7時間ほどへと減って
いますが、実用に際しては10分かそこらの違いだと思うので、誤差の範囲でしょう。
MobMeterによるバッテリー消費表示は、
Super Hybrid EngineをOFFの状態で、SDHCカードを挿したまま、
普段使っている画面輝度3、無線LAN ON、Bluetooth OFF、
これにUSB機器接続なしの状態でおよそ10.1W。
Power Saving Modeにすると8.5Wってところです。
さらに無線LANを切り、輝度も最低まで下げた最小状態で7.5W。
SDHCカードを抜いたら6.1Wまで下がりました。
SDHCカード電気食いすぎだろ。
換装前のデータも取っておけばよかったな。
気になったこととしては、
インストール途中、なぜか起動がやたら遅くなる問題が出ました。
ドライバをいくつか入れなおしたら解消しました。おそらく無線LANだと思います。
換装前にも同じ症状が出たような記憶がうっすらとあるので、SSDのせいではなさげ。
あとショート基板を外すために中を見たとき、CPUやチップセット上の熱伝導シートが
若干痛んでいたので、これは貼り替えたほうがいいかもしれない。
またSSDのコントローラチップ(斜めに配置してあるチップ)が結構熱を持ちます。
気になるので何か放熱シートのようなものを貼ろうかと思います。
そのくらいでしょうかね。
で、全て入れ終えたのでさっそくベンチを取る。
CristalDiskMark 2.2にて。
速い。
さすがに公称の125/55には及ばないものの、非常に高い値ですね。
ちなみに今までの旧SSDはこれ。ちと画像が残っていないのですが。
Sequential Read : 32.111 MB/s
Sequential Write : 14.491 MB/s
Random Read 512KB : 31.826 MB/s
Random Write 512KB : 4.884 MB/s
Random Read 4KB : 6.232 MB/s
Random Write 4KB : 0.052 MB/s
比較すると、シーケンシャルRead/Writeがおよそ3.5倍に向上、
ランダムRead/Writeも、ランダムRead 4KBが1.6倍程度なのを除いては
どれも3倍を超える恐るべき向上ですね。
ランダムWrite 4KBに至っては40倍を近い値です。
体感速度も向上しています。ブラウザ起動時のもたつきが解消されたり、
Windowsの起動もスピーディになりました。
BootBoosterを導入していない状態で
デスクトップが表示されるまでがおよそ40秒、アイコンが出揃うまでが50秒、
ドライブのアクセスランプが落ち着くまでおよそ60秒。
しかもアイコンなどが揃う前でも、Startボタンがサクサク反応してくれます。
プチフリも感じられません。
とりあえず一通り整った時点で満足度98%。
残り2%はチップの熱が気になるという点のみ。
こういうのを解消していくのも、楽しんでしまえば楽しいんですよね。
気にならない人には全く問題ないでしょう。
さて、EeePC-901-Xの、最大の弱点であったCドライブの容量と
読み書き速度の遅さが解消したので、ほぼ不満なしの満足性能なネットブックとなりました。
安価なネットブックにお金をかけるのはどうなのってのもあるんですが、
これだけやっても高級ノートと比べれば遥かに安価ですし、
ホント遊んで楽しめるいい機体です。
あとはきちんと耐久力があるかどうかですが、
これは日ごろ運用して経過を見て行きたいと思います。