紅楼夢の新刊作りを進めています。
表紙ラフ。中身も大体こんな内容になります。
久々に妖夢本を作るので結構気合入ってるかも。
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電動ガン話。
土曜更新遅れて日曜更新になっちゃったけど、その理由がこちら。
AR-57の電動ガン! S&T社製。
AR-57という銃の存在を教えてもらってからどうしても欲しくなり、登場を待っていた新製品です。
初めてマルイ以外の電動ガンを手にしたことになります。いわゆる中華ガンということになるでしょうか。
さっそくオープン。
内容物は本体、マガジン、フリップアップサイト、取説のみ。極めてシンプルです。
実はショップで初期調整などしてもらったので、完全な未開封新品というわけではないのですけども。
右側面。
フルストロークさせても短い特徴的なコッキングハンドルがあります。
小さなキャップも取ったら、中から見慣れたミニコネクタが。
セパレートタイプを使います。が、リポバッテリーのセパレートタイプを入れてみたら片側に2枚とも入ったので、
リポならセパレートではないのでも入るかもしれません。
残ったもう片側に過放電防止基盤を入れてみましたが、なかなか良さそうですね。
併せて購入したものとか、以前から持ってたものとか。
レールカバー、アングルドフォアグリップ、フラッシュライト、撮影用に1個だけ用意したM4マガジン、
そして後々ちょっと手を加える必要が出てくる、MAG製のP90用170連マガジン。
並べて記念撮影。COMP T-1のレプリカサイトもMP5から移植です。
右側アップ。
フラッシュの反射の都合で本体が白んで見えてますけど、実際にはもっとちゃんとした黒です。
同じく左側面アップ。
刻印は結構しっかりしてますね。そのうちハゲそうですけど。
チャンバー部分。
プラ系素材のクリアパーツなので強度が気になるって七六さんが言ってました。
前の方にある白いリングがホップアップ調整ダイヤル。
普通の銃だとマガジン入れるとこ。
電動ガン的には何の意味もないんですけど、一応ちゃんとM4マガジンが刺さります。
実銃だとここから排莢されるので、マガジンを挿していると排莢できなくて困るんでしょうけど、
実銃でも中身が空っぽのダミーマガジンを挿しておくことで、薬莢回収箱になるそうな。
純正マガジン装着。中の弾が透けて見えるような作りになっていますね。
これはマルイのマガジンのコピーとのこと。つまりマルイのマガジンも流用できます。
・・・が、後述しますがちょっとだけ誰にでもできる程度の加工が必要だと思われます。
とりあえず一通り装着。
下にマガジンのでっぱりがないのでスマートな印象ですけど、M4に見慣れてると不思議な感覚ですね。
お遊びで例のM4用マガジンを挿してみる。
こうするとまんまM4系のイメージになりますね。
構造的には一切発射にも何にも影響しないので、このままでも撃てますし単なるアクセサリです。
薬莢回収箱に見立てるなら、残弾確認窓がないマガジンを選んだほうが良かったですね・・・。
さて、ここからちょっとした加工のお時間です。
別メーカーのP90用マガジンも流用できるとは言ったのですが、モノによっては
試してみるとマガジンを挿す時に引っかかって困ることになると思います。
とりあえずMAG製の170連で解説しますが、マルイでも同様だそうです。
引っかかる原因は大抵これ。
マガジンのBB弾を抑えるツメを押し上げるための、本体側の透明なプラ部分が、給弾口に当たってしまいます。
複数の社外製マガジンで起きるため、銃本体側の寸法がキツキツになっているせいだと思われます。
というわけでこの干渉部分の角をヤスリでほんの少し丸く削りました。
※間違ってもこのパーツの高さを減らさないでください。マガジンのツメを押す高さが足りなくなり給弾不良に繋がります。
それとマガジンの給弾口の接触部分もナナメにヤスリがけ。
それだけですんなり入るようになります。
失敗しても換えがきくマガジンをメインに加工するのがお勧めですね。
それともう1箇所加工。バッテリーを収める部分のキャップ裏側のネジ山をカット。
ネジ山が鋭く飛び出していたんですが、ここバッテリーのコードがひしめき合う場所になるので
山をカットするなり、丸くするなりしておかないと、いつかバッテリーコードを傷つけそうです。
バッテリー系の損傷はシャレにならないので、設計上も配慮が欲しいですね。
というわけで最低限の加工は終了。
これで万全! と言いたいところですけど、MAG社製170連マガジンだと給弾不良を起こすことが判明。
原因を探りつつそちらも対応します。
が! 加工が終わってからもっと簡単な方法を思いついてしまったので、ここから先の記事はほとんど無意味に・・・。
ま、そういうこともあるよね。
結論から言うと給弾不良の原因は、マガジン内のBB弾を押さえるツメなんですよね。
それが構造上カタついてしまうために、本体側の押上げ部(先ほど給弾口と干渉していたパーツ)に
きっちり押し込んでもらえなくてツメが引っ込みきらず、弾が降りてこないと。
対応策としては色々あると思いますが、今回はマガジン側のツメの部分を弄ります。
とりあえずココのネジ4つを取って・・・
こちらが取り出したツメとスプリング。
この手前側にL字になっている部分の高さが足りないために、押されたときにカタついてしまうようなので、
L字の先端を少し高くすることで、カタつきを減らします。
その方法はというと・・・
プラ板などを接着する。この安直さよ。
なお後述しますがもっといい方法を思いついたのでお勧めしません。
このプラ板、というかポリカーボネートの板なんですけど、
横から見るとbの字みたいにカットされています。
接着した時に縦横の面でくっつけて強度を上げるためにこうしました。
あ、作り方は適当です。ポリカ板から気合で彫刻等で削りだしました。
それをこんな感じにくっつけると。ピンボケしてる上に暗くて見辛いですけど。
後は元通りスプリングと一緒にマガジンに戻して終了。
押してみてもほとんどカタつきません。
素直に右に動いてくれるので、マガジンを本体にセットしたときにしっかりBB弾を押さえるツメが解除されて
きちんと給弾されるようになりました。
めでたしめでたし!
はい。それでは不正解の理由発表。
一応きちんと対応できたし、結果オーライではありますが、
小さなパーツ同士を接着剤でくっつけたりして、強度=接着剤の頑張り次第、みたいな構図になっていますし、
ポリカ板からパーツを手作りしたりで手間もかかる上に、明らかに信頼性に難が残ります。
ではどうすればよかったのか。
簡単ですね。
カタつきの原因が、マガジンのレール(写真中央)に対してツメの底の高さが足りないことなんですから
ツメの底をわざわざ細かく肉盛りするんじゃなくて、このレールの底部分にプラ板でも貼って
底を浅くしてしまえばいいわけで。
そしたらプラ板を細長く切るだけで済みますし、接着面積も広く信頼性も得られるでしょう。
まあ何というか、色々無駄な努力ご苦労さんというわけでした。
いやちゃんと使えるようになったから別にいいし!
手間かかったほうが愛着湧くし!(涙声
結論はマルイのマガジン使うのが一番いいとおもいました。
ゼンマイ式は嫌だし、ノマグだと弾数が全然足りない、という人くらいですかねこれが役に立つのは。
ま、そんなこんなで土曜はめいっぱい銃を弄ってしまったので更新できませんでした。
今はそこそこ快調に動いてるので、あとはサバゲなどの時にサイト調整したり、集弾チェックしたりしたいです。